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代表メッセージ

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国や立場を越えて、人と人が出会い、ともに未来をつくる。

その営みを、一過性のものではなく、続いていく“関係”として育てていきたい。

そんな思いから、「MARU:日韓共創ネット」は生まれました。

 

私が日本に来たのは2002年のことです。1990年代後半、日韓パートナーシップ宣言をきっかけに両国の文化交流が本格化し、大きな広がりを見せていた時代でした。日本語や日本文化に強く惹かれていた私は、その流れの中で自然と日本へと渡り、学びを深めてきました。現在は、日本の大学で学生指導をしています。言葉を通して互いを知り、異文化や価値観を交わしながら成長していく学生たちの姿に、日韓の未来の可能性を感じる日々です。一方で、そうしたつながりが卒業と同時に途切れてしまうことも少なくありません。また、地域や企業の方々との出会いも数多くありますが、どうしても一度きりの「単発」で終わってしまうケースが多いのが現状です。出会って終わるのではなく、そこから新たな関係が始まっていく。そんな場があればと、ずっと考えてきました。互いを理解し、ともに歩み、ともに創っていける、持続的な「共同体」のような場所をつくりたいと思ったのです。「MARU(마루)」は、日本語でもあり、韓国語でもあります。韓国語では、人が自然と集い、語らい、風が通う“縁側”や“広間”を意味します。このネットワークもまた、国境や世代を越えて人と人が出会い、対話を重ね、関係を育んでいく、そんな開かれた空間でありたいと願っています。ともに考え、ともに動き、ともに未来を描く。日韓のあいだに、そんな共創の流れを、ここから一緒に紡いでいきましょう。

                               2025年

                               MARU:日韓共創ネット

                               代表     鄭    鍾 熙

​代表略歴

1984年       

2002年       

2003年       

2005年

2007年

2008年

2009年

2011年

2011年

2012年

2014年

​2020年

  

韓国ソウル市冠岳区に生まれる      

​日本語・日本文化に惹かれ来日(福岡)

立命館アジア太平洋大学入学

兵役のため大学を休学し、帰国

オーストラリアに留学(シドニー)

社団法人 東アジア教育文化院に就職

​大学に復学

​大学を卒業し、韓国へ帰国

延世大学校 韓国語教員養成コースに進学

高麗大学校 応用言語学科修士課程に進学

母校である立命館アジア太平洋大学に教員として赴任

​九州大学 地球社会統合科学府博士後期課程に進学

​現 立命館アジア太平洋大学 准教授

  同大学言語教育センター 副センター長

​  日本韓国語教育学会 理事

                   (2025年現在)

  

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